おう!
「100秒一本勝負!」だ!
今回は、「善意の悪魔」!
この言葉だけを見ると
「なんのこっちゃ?」と言った感じだろう。
なので、
詳細を説明しよう。
~~~ ~~~ ~~~
さて、
この話が沸き上がった背景として、
「令和4年台風第14号」の存在がある。
「すごく強い!」「ヤバイ!」
ということで、
各所で台風への備えがあったわけだ。
そんな背景があって、
道路には
「バスの停留所」が横倒しになっている。
~~~ ~~~ ~~~
さて、
この「バスの停留所」、
よく見ると、
「台風に飛ばされないように、
倒してあります。」と、
但し書きがあるではないか。
なるほど。
「台風への備え」の一環として、
バス会社もこうやって、
「バスの停留所が台風で飛ばされて
被害を出さないように」
対応しているわけだな。
えらい。 ちゃんとやっている。
~~~ ~~~ ~~~
ところが、
これが、
「台風通過前」に、
元の立った姿に戻されている、というわけらしい。
せっかく
「台風への備え」として、
「バスの停留所」を寝かせているのに、
台風が来る前に、また立ち上がってもらっては困る!
バス会社さんは対応に苦慮しているとか。
~~~ ~~~ ~~~
で、
そんな一連の事象を
とある人が「善意の悪魔」と呼んだことで、
ツイッターのトレンドになった、
というのが、事のあらましだ。
~~~ ~~~ ~~~
~~~ ~~~ ~~~
これを聞いて、
中国の故事を1つ思い出した。
「助長」というやつだ。
稲は時間をかけて育つものだが、
「オラッ!育てッ!」と
引っ張ってやる、というお話しだな。
引っ張った人間は
「引っ張ってやったんだから
即効で稲が大きくなるだろう。」という
考えの元にやったわけで、
そこに
「早く育て」という善意はあっても、
「悪意」はない。
まあ、結果は
「引っこ抜かれて枯れる」わけなんだが。
もう一度言っておく。
「悪意はない」んだよ。
~~~ ~~~ ~~~
これに関して、
ツイッター上では
いろいろ言われている。
・「善意の悪魔」なんて
表現が大げさすぎやしないか?
おれもそう思う。
・「無能な働き者は害をもたらす」
うーむ。
おれはこれを聞いて
「助長」を思い出したんだよな。
「無能」と言うと、
厳しい言葉に思えるので、
おれはなるべくなら使いたくない。
だが、
「悪魔」と言うよりは、
まだいいかなあ、とおれは思う。
ちょっと考えが回らなかっただけ、であって、
悪意はない、と言いたい。
・本物の善意の人は
人の見ていないところで行い、報告もしないが、
「悪魔」は
人の目のあるところで行い、報告もする
これは、
おれから言わせてもらうと、かなりズレている。
=== === ===
バスの停留所を本来の姿である「立った状態」に直した人たちは、
「善意」でやったからこそ、
ちゃんと「報告」もしている。
「報告」があったからこそ、
バス会社さんは
「バスの停留所」が「再度、危険な状態に戻ったこと」に
気付くことができたわけだ。
もしこれで
「報告」がなく、バス会社さんも気付かず、
台風で吹き飛ばされ各地に被害が出たとしたら、
それが「最悪の結果」になるわけだ。
もし「ガチの悪魔」だったら、そうするだろう。
=== === ===
で、
そこには至ってないんだから、
「ちょっと考えが及ばなかっただけで、
善意でやった人たち」という評でいいだろ?
~~~ ~~~ ~~~
とまあ、
そんな感じだわ。
あ、そうだ。
おれから1つ言わせてもらっていいのなら、
「台風に飛ばされないように、
倒してあります。」
と、書いてある但し書きは
もう少し目立つように
したほうがいいかもな。
ちっちゃい但し書きだと
見つけてもらえないぞ、
たぶん。
あと、
この話しを聞いて考えたことは、
「本気で強い風が吹いて
風に飛ばされたくない場合は
人間でも伏せたほうがいい」
まあ、そういう状況に陥ったときには
地面もおそらく雨でぬかるんで泥まみれだろうが、
風に吹き飛ばされて受けるかもしれないダメージよりは、
地面に突っ伏して泥まみれになったほうが
受けるダメージは少なくなるかもな。
台風は怖い!気をつけよう!
ということで、
では!また次回!
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