おう!
「100秒一本勝負!」だ!
今回は、
以前おすすめした「デモトレード」の、
注意点について書きたい。
なぜなら
「デモトレードを通じて間違った認識を持ってしまう」と、
実際の資金でトレードをしたときに
非常に危険だからだ!
なので、
他の記事に優先して、
先にこれを書かねば! と思ったわけだな。
~~~ ~~~ ~~~
1.デモトレード
まずはデモトレード!
デモトレードでプラスを出せないようでは、
本番でプラスを出すことはできない!
で、
やってみると
痛いほど身に沁みて分かるのだが、
「本っ当に、勝てない!」
「上げてるわ。じゃあ買う。」
とやると、そこで反転して下がる!
「前回痛い目に遭ったし、
どうせ反転するんだろう?」
と売ると、今度はどんどん上げ続ける!
怖ろしい!
上手くなる方法は
「デモのうちに、
めちゃめちゃ何度も何度も負けて、
値動きを体に叩き込む」というのをおすすめしたい。
(おれはこれ。)
まあ、
おれはこれを貴重な「自分の現金」でやってるわけだが・・・。
バカだな!
おれのようなバカなマネは、まったくおすすめしない!
まずはデモトレードだ!
=== === ===
なお、
デモトレードで大事なことは
「本番と同じ気持ちでやること」
「本番と同じ資金でやること」
だが、
GMOクリック証券のデモトレードは
「初期資金が1000万円で固定」であり、
「本番と同じ資金でやること」ができない人も多いと思う。
多少、分かりにくくなってしまうが、
「自分が本当に扱う気のある資産」のN倍が1000万円になるだろうから、
N倍 や、 N分の1 で、
スケール調整してやること。
「スプレッドの拡がっている時間帯に
反対売買をしまくれば
スプレッドの力ですぐにデモ資産を減らす」こともできるが、
それは面倒だからな。
ちゃんと計算して、
「自分は、この資産で運用する」という気持ちで、
それをN倍させたデモ資産1000万円で売り買いしよう、
~~~ ~~~ ~~~
2.「間違い」とは?
「間違い」にも、
いろいろある。
=== === ===
a)資金を全部吹っ飛ばしても
どうせデモ資産だから
何度でもデモ入金してやり直せる。
それで、
どっかで大きく増やせば、勝ち!
デモトレ卒業!
=== === ===
b)超高確率で勝てる手法を使う。
おそらく
連戦連勝するだろう。
勝ち!
デモトレ卒業!
=== === ===
c)20年・30年規模の
トレンド転換の、転換期
=== === ===
a) 、 b) 、 c) 、と挙げたが、
a) 、と、 b) 、は、論外。
(まあ、
どっちも、
現実に使える方法ではあるのだが。)
=== === ===
もう少し詳しく言うと、
a) でデモ資産を増やせたところで、
次、
現実の資金で同じことをやろうとしても、
ほぼほぼ失敗するから、だな。
死んでもいいのは
ゲームの世界と、デモトレードの中だけだ。
「ゲーム脳」という言葉が
一時期、トレンドになっていたが、
「ゲーム脳」でデモトレを攻略して
「1回」勝ったくらいでは
「再現性がない」取引、
再現性がない手法に過ぎない。
「1回クリアしたら2度とやらないゲーム」なら、
まぐれ勝ちだろうが「クリアはクリア!」で通せちまうが、
「今後、本気でやる気なら、
数十年規模」でやるトレードで、
そんな「まぐれ勝ち」を期待しても、
「まったく意味がない」ぞ。
求められる手法は
「勝ち続けられる」手法だ。
=== === ===
b) は、かなり分かりづらい「落とし穴」ではある。
なにしろ
「連戦連勝」できる手法だからな。
しかし!
「低確率」で「破綻」することが「できてしまう」手法だ!
勝てるようになるためには
「デモトレードで
何度も何度も大きく負けて
負けの経験を積む」のが手っ取り早い、とおれは思っている。
だが、
「負け」が嫌で、
「超高確率で勝てる手法をデモトレードで試す」のは、
なかなか
その「大きく負ける」経験ができないので、
「現実の勝ちから遠回りになっちまうぞ」、という懸念がある。
そして、
その「超高確率で勝てる手法」を使って
「デモトレード」で大きく負けられるなら、まだいい。
一番まずいのは
「超高確率で勝てる手法」をデモトレードで何度も何度も試して
全戦全勝ということで、
現実のトレードに移行してしまい、
現実のトレードで
「低確率なんだけど負けの目」を引いてしまうこと。
なまじ、
デモトレードで全戦全勝なばかりに、
それはもう、
えらいことになる未来しか想像つかない。
これをよくやらかしてそうなのは
「トラリピ」とか
「ループイフダン」とかをやってる
ツイッター(現:X)アカウントだな。
あと
ポンコツEAを真に受けて買って使ってる
ツイッター(現:X)アカウントだな。
(EAを売りつける側は
そういう末路を辿る、ということを
よく熟知しているので
自分では決して使わずに
他の人に売りつけるだけ、なんだな。)
どっちも論外。
話にもならぬわ。(お話になりませぬ。)
=== === ===
そして c) 、
これ!
おれが今回言いたいのは、これ!!!
これを
他のFX記事に優先して、先に言わないとならない、
そう思ったので、
この記事を先に書いているわけだ。
=== === ===
さて、
現状、
日経は少し最高値よりは下げたものの、
今年、2024年は、
7月11日に42488円を記録するほどの上昇相場であり、
2008年10月の6995円から
今の時期まで、
16年もの長い間、
「買って握ってりゃ
全員プラス」という
それはそれはイージーな相場だった。
(『ある意味では』、という意味で。
売りで大敗した者もいれば、
買って握り続ける、というのが
どれだけ大変なのかは
おれを含めた多くの者が身に沁みてわかっていることだろう。)
しかし、
1990年の38950円から、2008年までの18年もの間は、
日経平均が31955円も下がり続けた!
「失われた20年」とは、よく言ったものだ!
18年かけて下がり続けて、
16年かけて上がり続けて、最高値更新!
で・・・、
「もし今が、
上昇と下降のトレンド転換」だとすると、
「ここまで
デモトレードで稼いでいて、
これからいよいよ
現実の資金を投入する」
という人は、
すさまじい落とし穴にハマるおそれがある!!!
=== === ===
具体的に言うと、
「最近までは
株なりドル円なりクロス円なりを
買って握ってりゃ
最高値を更新し続けて、勝ち」
という時期だったので、
そりゃ
「買って握る」という手法を取れば
現実でもデモでも勝てたわけだ。
そして、
「それが
これ以降も通用するとは
おれにはちょっと思えない。」
「今年、
さんざん
『デモトレードで勝てるようになって
現実の相場でよい成績を出せ!』
と言ってきたおれだが、
日経もドル円も
ここ10年での最高値に到達して、
そこから下落、という
『相場の岐路点』に差し掛かって、
『デモトレードで
上昇相場で勝てるようになったけど
それ以外にはまるで対応できない人』に対して
何も言わないままでいいものか?」
と危ぶんだので、
そういう人たちが
この先、損してしまう前に
この記事を書いて世に出したかった、というわけだな。
情報を出すのは早い方が良い!
(その恩恵を長く受けられるようにするために)
~~~ ~~~ ~~~
3.じゃあ、どうすりゃいいのさ?
2つある。
1つは、
「自覚を持つこと」だな。
具体的には
ここ数年でデモトレードで勝てるようになった者については、
「自分は
上昇相場だから
その恩恵を受けて勝てただけ」
と肝に銘じ、
「今後は
下降相場になるかもだから、
そうなっても勝てるように
一旦デモトレードに戻る」 か、
「下降相場が続いたら
今までは勝てていたのが
今後は負け続けるかもしれない」と
リスクを認識・自覚しつつ、
現実の自らの資産を使って
取引行動を続けるか、だ。
=== === ===
で、
もう1つは、
「時間軸を短くする」だ。
長い時間軸の取引では
「上昇相場」か「下降相場」か、
というものが大事になってくるので、
「上昇相場」なら
「買って値上がりまでひたっすら待つ!」という手法がワークして
まあ、「なんとでもなってしまう。」
で、
今後、10年規模の「下降相場」に変わってしまうと、
その
「買って値上がりまでひたっすら待つ!」という手法がワークしなくなり、
まあ、連戦連敗が待っていることだろう。
そうではなく、
短い時間軸での取引にしてしまえば、
「石破氏が自民党総裁になった!」で
ドル円を売る。
「2024年10月のアメリカ雇用統計で
予想よりも良い数値が発表された!」で
ドル円を買う。
と、
「長期的なトレンド」の変化がいつ起ころうとも、
それに関係なく、
投資で良い成績を出すことができるかもしれない。
まあ、もちろんだが、
上で言うような簡単なもんじゃねえんだけどな!
まさに、
「言うは易く行うは難し」だ!!!
~~~ ~~~ ~~~
とまあ、
今回は
「デモトレードの落とし穴」について、
簡単に概要だけを伝える記事だった!
記事が長くなったので、
詳細は、今後、1つずつ深堀りして記していこうと思う!
では!また次回!
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