おう!
「100秒一本勝負!」だ!
今回は、前回の続き。
「FXに必勝法は一切存在しない」という言葉について
ちょっと深く掘り下げていく。
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おれ:
「相場に必勝法はない」という言葉がある。
私はこれを真実であると捉えているが、
裏を返すと、「相場に必敗法もない」はずである。
しかれども、世の声を聞いてみると、
ツイッター(現:X)と呼ばれるSNSでは、
「負けた」だの「破綻」だのという文言が後を絶たない。
さて、これは何が原因なのか?
そもそも「相場に必勝法はない」という私の言葉から疑ってかかって、
原因を探し出してみろ。
その道の専門家(???):
興味深い問題提起ですね。
「相場に必勝法はない」という言葉から裏を返して
「必敗法もないはずだ」と結論づけるのは、論理的には筋が通っています。
しかし、現実では多くのトレーダーが損失や破綻を経験しているという矛盾を
どう説明するかが鍵になりますね。
まず、「相場に必勝法はない」という主張の前提を考え直してみると、
これが真実であると仮定している限り、
誰もがランダムな市場でトレードしており、
勝ち負けが確率的に発生していることになります。
この前提を掘り下げると、
相場で勝つことが運の要素に依存しているということになりますね。
ここで、勝率が完全にランダムであるなら、
負ける確率も勝つ確率と等しいはずです。
したがって、理論上、必敗法もないと言えます。
では、なぜ多くの人が破綻するのか?
ここで考えられる原因として、いくつかの要因が浮かびます。
1. 感情的トレードとリスク管理の欠如
相場には勝ち負けがあるという理解があっても、
多くのトレーダーは感情に左右され、損失を拡大させる行動を取ってしまいます。
例えば、損失を出したくないために損切りを遅らせたり、
逆に利益を確定せずに欲を出してポジションを放置したりします。
これにより、負けが大きくなり、破綻に繋がります。
これは「必敗法」ではなく、感情が原因で損失が累積するケースです。
2. リスクの取り過ぎ
FXはレバレッジを活用して大きなリターンを狙う市場ですが、
過度に大きなポジションを取ることでリスクも増大します。
負けを取り返そうと無理にリスクを取る行為や「ナンピン」などの戦略は、
一度の大きな負けで破綻を招く可能性があります。
ここでの問題は、
適切なリスク管理を怠ることが「必敗法」に近い状況を作り出していることです。
3. 市場の不確実性に対する誤解
多くのトレーダーは、ある戦略やパターンが必ず通用すると思い込み、
市場の変動やパターンの変化に対応できずに負け続けることがあります。
たとえば、特定のテクニカル分析に過度に依存した結果、
市場の動きが予測と異なった際に対処できずに損失を膨らませることがあります。
この場合も「必敗法」ではなく、柔軟な対応力の欠如が原因です。
4. マーケットの非対称性
マーケットはゼロサムゲームであるといっても、
取引コスト(スプレッドや手数料)が常に存在します。
これにより、トレーダーは理論上でも
市場に参入するたびに少しずつコストを支払い続けます。
この小さな不利が積み重なることで、最終的に破綻に至るケースが多いです。
要するに、「相場に必勝法がない」という仮定が正しければ、
損失が感情やリスク管理の問題、誤解やコストによって
蓄積されていると考えられます。
これらが、ツイッターなどで多くの人が破綻を報告する主な原因かもしれません。
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今回は珍しく
その道の専門家(???)が問いかけを投げかけないまま
この話しは締めくくられた。
たまには
こういうこともある。
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まとめると、
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1.「損切りしたくない」から、
ずるずると損失を拡大させる。
(FXで大損失を出すときは
この場合の方が多い。
ただ、
「日本銀行による為替介入」や
もうすぐ来るであろう
アメリカの大統領選挙、
「スーパー・チューズデー」で
ごくごく短時間での相場の大変動もあるので、
ぶっちゃけ、
両方危険である。 両方とも避けろ。)
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2.1回のエントリーを
総資産の1/100に抑える、とかをやっていれば、
リスク・危険も少ないんだが、
(『1回で大きく儲けたい』、
という気持ちはわかるんだが)
この
1回のエントリーでの
総資産の比率を上げる、
ていうか、フルレバレッジ・フルレバ・全資産を
一気にベットすることもでき、
それが逆行されると
まあ、えらいことになる。
(おれ自身も何百回も体験済み)
確かに
「フルレバレッジで利益を出す」のは、
資産を増やす一番の近道なんだが、
それは同時に
「フルレバレッジで損失を出す」という、
資産を減らす一番の近道にもなってる んだな。
以前、
他の方のブログを紹介したが、
(下の方のリンクが該当)
とても良いことを言ってくれているので、
もう1度リンクを貼らせていただく。
そこで言っていることと、
言わんとしていることは、
だいたい同じである。
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3.『妄信』
「この方法なら勝てるはず!」と
自らの手法を妄信して、
それが「うまくいかなかった場合」
・・・なんか今、
ゴブリンスレイヤーの第1話の
冒険者たちのことを思い出して
胸がむかむかしてきた。
(ただのおれの自爆)
ゴブリンどもに惨殺されるか、
FX、為替相場に惨殺されるか、
答えは
「どっちもNO!」
絶対避けろ。回避しろ。
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4.スプレッドで破綻。
これ、
あると思うんだよな。
結局
「必勝法が存在しない」という前提だと、
「どんなことをやろうが
勝率50%に収束する」
(総資産を一気賭けして
破綻するパターンは除く)
結果、
スプレッドを延々と支払い続けるだけー。
しかし!
「SNSで
衆人の目を惹く破綻」ではない な。これ。
でも
これは(見えにくいだけで)かなりある と 思う。
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あと、
ちょっと違うかもしれないけど、
ここで書いておくか。
おれは昔
「FXで良い成果を上げたいなら、
「大きく負ける」の逆をやればいいんじゃないか?」
と思ったことがあって、
「逆」が見つからなかったんだよな。
目指したいのは
「大きく勝つ」。
ただ、
本当の「逆」は
「小さく勝つ」とか「小さく負ける」かもしれないなあ、と。
それと
「大きく負ける」が漠然すぎて、
その逆をやりたくても、
「漠然としたもの」の「逆」もまた漠然としていて
実行できなかった、という話しだ。
おれは
この概念から「具体的な手法」を作れていないが、
これを読んだ読者さんが
これをヒントに何か良い手法が作れたら、幸いである。
それは
おれにも誰にも教えずに、
自分1人で使い続けて、
機能しなくなったタイミングで出版するといいぞ。がはははははは!
あと、
せっかくなんで
これも「その道の専門家(???)」に聞いてみた わ。
それは次回に回そう。
では!また次回!
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