おう!
「100秒一本勝負!」だ!
今回は、
2023年10月19日から
市場界隈では、
一体ナニが起きたのか?
というのを
ざっくばらんにかいつまんで話してみようと思う。
~~~ ~~~ ~~~
2023年10月19日(木)
(1)
まず
09:30 に、
オーストラリア雇用統計という
指標発表があった。
結果は
予想や前回比よりも悪く、
94.70台だったオジ円は
にわかに94.80台まで上げたものも、
これは
09:30の1分足だけの話しであり、
オジ円は
94.50台にまで落ち込むことになった。
10時台前半では
一旦は94.60台に戻し上げることができたが、
それ以降はまた大きく下げて
11時台には
94.30台前半まで下げることになった。
そして、
下げはここまで。
あとは
もみ合い、戻し上げ、
16時台にまた下げるものの
この下げで
「ダブルボトム」・「ヘッド&ショルダー」を形成して、
21時台には
また
94.70台にまで戻り上げてる。
全戻し上げ、全モ、ってやつだな!
(2)
21:30には、
・アメリカ・新規失業保険申請件数
・カナダ・鉱工業製品価格(9月)
と、
複数の指標が同時に発表された。
この内、
主だった指標は
アメリカの指標2つ。
結果は
どちらも悪かったのだが、
市場の反応は、
21:30こそ
上ヒゲ、下ヒゲを両方伸ばすローソク足となったが、
その後は
指標発表前とさほど変わらないレート
(149.80台)で、
レンジを継続させることとなった。
もう、
よっぽど
結果が予想との乖離の大きな悪結果でもない限り、
「ドル高円安」の流れが
止まりようもない、という感じだ。
23時台後半には
ドル円は上昇。
149.90台となった。
そして、
ここから上は
「時間」や「更なる材料」が必要になるレートなんだよな。
何もなければ
この辺りが「頭打ちポイント」。
0時台には
また 149.80台 に戻り下げる場面も見られ、
「20時台や21時台と比べて
大きなレンジ」の状態になった。
(3)
そして 01:00 。
パウエルFRB議長講演である。
ドル円は
149.90台後半まで上げたものの、
かなりの早さで
149.70台前半まで下げ、
戻り上げは
149.80台前半まで。
その後は
149.60台まで下げる場面も見られた。
この時のおれは、
149.70台前半で買っては
149.80台前半
149.70台後半で売るという
「チキン利食い」を2回ほど
1回だけやって
ちびちび取っていた。
(記憶で訂正前を書いたが
記録を見たら全然違ってたわ。)
ただ、
これだけでも
総資産の1%近くの利食いとなっている。
そして
この時のおれの予測は
「10月17日・10月18日の大きな下げは
一気に全戻し上げしているので、
149.70台前半で買って握っていれば
149.90台にまで戻り上げるだろうから、
149.70代後半で手じまいしたのは
損だったんじゃねえかなあ。」なんだが、
この「チキン利食い」の後に
149.67台まで下げているので、
「なんだよ、
今回も
握ってたらマイ転かよ。
ほんと
おれの予測は当たらないし、
値動きっていうのは
わかんねえもんだなあ。」
と、
いつものように
自らの予測が、また外れたことに
悔しがっていた。
で、
そうやって悔しい思いをしている
1時台後半に、
またドル円は上げて、149.90台に再到達。
「なんだよ!
やっぱり上がるんじゃねえか!」
と悔しがり、
2時台には
また149.60台に再下落。
「ああ!
わかんねえ!!!」
と、
この日も頭を抱えたまま引けることとなった。
わけわかんねえ。
~~~ ~~~ ~~~
2023年10月20日(金)
この日の事件は
17:23、に起きた。
この時のドル円のレートは
149.99台。
「あとちょっとで150円台」
というところで、
今週、何度目だ?
という急落。
1分以内という短期間の内に149.62台まで下げた。
で、
「またかよ。」と思うような再上昇。
1分以内という短期間の内に急騰し、
17:23の1分足は149.82台で引けることとなる。
で、
今回の乱高下の原因は・・・
・・・なんだったっけなあ?
この時も
前回や前々回と同じで
日銀関係者がなんか言った、とかいう話しが
ツイッター(現:X)では
言われてた記憶があるんだが、
主要なFXニュースでは
そういったことは書かれてないんだよな。
これを書いているのは
10月23日。
ほんと、
なるべく間を置かず
情報を集めていかないと、
3日も経つと雲散霧消して
当時の出来事が茫漠としちまうわ。 反省!
この後は
149.90台に戻り上げたドル円は、
更なる上昇を促す材料には乏しく、
149.70台~149.80台、のレンジを続けたまま
この週を終えることとなった。
~~~ ~~~ ~~~
今週の値動きを踏まえての
手法としては、
「指標などが
一切ない時間に、
1分足で数十銭規模の急落と、
その足で数十銭規模の戻り上げがあるんだから、
その付近に指値買いを置いておけば
うまく動きと合致すれば
1分で20銭くらいは取れそう」
というのが思いつく。
思いつくが、
「本気の
日銀による為替介入があった場合、
指値買いが約定した頃には
もうどうしようもない程の含み損になる
&
戻る見込みが
下手すりゃ一切ない」
という事態にもなり得る。
思いついたから、という理由だけで
書いたが、
こんな手法を実践するかどうかは
読者のみなさんの判断に任せることにする。
とにかく、
現状、
「買い」で入った場合は
常に「為替介入」に怯えることになるからな。
そして
リスクを取らないとリターンはないので、
「どういうリスクを取って
利益を出して、
どういうリスクを避けて
損失を回避するか」
なんだな。
正解なんてものは
「そのときになってみるまで、
誰にもわからない」ぞ。
では!また次回!
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