おう！
「１００秒一本勝負！」だ！
今回は、
「FXで初心者がよくやる失敗例１０」
というものを見かけたので、
それが
「本当に失敗なのか？」
と、
疑問の目を向ける、という話しになる。
物事、
なんでも鵜呑みにしていては、いけない。
～～～ ～～～ ～～～
で、
見かけたものは、
だいたいこんな感じだった。
１．勘や思い込みでトレードする。
２．取引ルールを決めないでトレードする。
３．レバレッジをかけすぎなトレードをする。
４．ポジションを常に持ちたがる気持ちでトレードをする。
５．色々な通貨ペアに手を出すトレードをする。
６．損切りができていないトレードをする。
７．ポジションを持ったまま放置するトレードをする。
８．ロスカットラインを把握していないままトレードをする。
９．相場が活発に動く時間を把握していないでトレードする。
１０．自身の限界を超えた資金でトレードする。
おい、１０番目、
３．レバレッジのかけすぎ と、
どこが違うんだよ。
言い方を変えただけじゃねえか。
「１０ならキリがいいだろう。」
「でも１０個も思いつかねえ。」
「じゃあ
今まで出したやつを
ちょっと言い換えてやろう。」
なめるな！
と、まあ、
一覧を見た時点でツッコミが入ってしまう感じのものなのだが、
それでもやっていこう。
～～～ ～～～ ～～～
１．勘や思い込みでトレードする。
逆に聞きたいんだが、
「勘や思い込み」以外の判断基準、って、何だ？
おれが見たものでは
「ローソク足のサイン」や
「雇用統計の良結果」とかを例示していたが、
「ローソク足のサインがあるから
・・・
こうなるだろう」
「雇用統計が良結果だから
・・・
こう動くだろう」
＝＝＝ ＝＝＝ ＝＝＝
それはなあ、
「思い込み」なんじゃねえの？？？
これで逆にイカれると、
「ローソク足でサインが出たのに！」
「雇用統計が良結果だったのに！」
になるんだよ。
初心者がよくやる失敗？ だと？？？
違う！
これは、
為替取引を行う、
すべての人間の、
すべての取引において、そうなんだよ！
どうすればいいか？
前から言ってるだろ？
「デモトレードを何度もやって
勝てるようになれ。」
デモトレードで勝てるようになったら解決してるから。
～～～ ～～～ ～～～
２．取引ルールを決めないでトレードする。
正直、
ルールがあっても、
負けるやつは負ける。
なぜなら下手だから。
上手くなるには？
「デモトレードを何度もやって
勝てるようになれ。」
デモトレードで勝てるようになったら解決してるから。
上手いやつはルールを臨機応変に破っても勝つ。
下手なやつはルールを１００％遵守しても負ける。
ただ、
「これだけは守れ」ってルールも中にはある。
これは大事。
「アメリカの祝日はスプレッドが拡がってるから
一切取引しない。」
「海外FX業者は一切使わない。」
他にもいくつかあるが、
それはおいおい書いていく。
～～～ ～～～ ～～～
３．レバレッジをかけすぎなトレードをする。
そもそも、
君はなんでFXをやっているのか？
という問いへの答えのうちの１つに、
「FXは
利益を複利で伸ばせる分野だから。」
というのがあってだなあ。
複利で利益を伸ばしたいのに
レバレッジをかけなきゃ増えないじゃねーか！
というのがある。
レバレッジをかけすぎ、
とか言うんだったら、
ポイ活がおすすめだな。
１クリック、0.01円、お似合いだぜ！！！！！
レバレッジをかけなくても、
下手なやつは負ける。
レバレッジをかけても
上手なやつなら勝つので問題なし。
どうすりゃ勝てるようになって問題なくなるか？
はい。
「デモトレードを何度もやって
勝てるようになれ。」
デモトレードで勝てるようになったら解決してるから。
～～～ ～～～ ～～～
４．ポジションを常に持ちたがる気持ちでトレードをする。
ここはちょっと面白いところなので、
詳しく説明するか。
「機会損失」っていうのがあってえ。
「機会損失は、すればするだけ損！」という考え方があるんだなあ。
合ってる。
ただし、条件がある。
その「条件」とは、
「やればやるだけ『必ず』プラスになる分野」
というのが条件。
FXは、その条件に当てはまっていない。
なので、
「機会損失」とかは、考えないでいい。
めちゃくちゃFXが上手い。
やらなきゃ機会損失で損。
そういう人だったら、
やった方がいい。いいんだろうが・・・。
そういう人は「まずいない」ので、
「焦ってエントリー」しなくていい。
というのが１つ。
＝＝＝ ＝＝＝ ＝＝＝
面白いのは、
ここから。
このアドバイス
（ポジションを常に持ちたがる気持ちでトレードをするな）は、
すごく有効なんだな。
なぜなら、
「初心者は下手」
「下手なやつに対しての
二番目に良いアドバイスは
「取引回数を減らせ」
（取引回数を減らさせることで
損失を減らすことができる）」
「で、
収支も改善
（すごく悪いときよりは）」
「感謝される。」
という感じになる。
有効なアドバイスだ。 ただし２番目だが。
１番は何か？ と聞かれたら、
「そもそも
勝てるようになるまで
現金を使うんじゃねー！
デモトレードだけやれ、っつってんだろーが！！！」
悲しいかな、
おれの意見が採用されることはない。
あれなんだろうなあ。
たとえ
勝率が低くて、
トータル総資産チャートは
ジグザグ右下がりマイナス方向下げトレンドだとしても、
「上がってるときは
実際の現金が増えていて、とても幸せになれる」
からなんだろうなあ。
「金を操る楽しさに溺れたな。いずれ
おまえにも、悟れたであろうに・・・・。」
とか言われて莚に包まれて
黒子に運ばれていきそう。諸行無常。
～～～ ～～～ ～～～
５．色々な通貨ペアに手を出すトレードをする。
上手い人は
なんか聞いたこともない通貨ペアのポジションを持って
資産を伸ばしていっている。
まあ、
配信でしか、見たことはないんだが。
これも、
「デモトレードを何度もやって
勝てるようになって」いれば、すべて解決。
どんな通貨ペアでも問題はないだろう・・・
・・・、と、言いたいが、
「これは絶対、どうあがいてもダメだろう。」
という通貨ペアもある。
その理由のうちの１つに
「スプレッドが大きすぎる」というのがある。
１日の値動きよりもスプレッドの方が大きい、
とかいう通貨ペアは
一切触らないほうがいいぞ。
誰がやっても勝てないから。
～～～ ～～～ ～～～
６．損切りができていないトレードをする。
ここも
面白がってはいけないんだろうが、
面白いところなので、
詳しく書くか。
＝＝＝ ＝＝＝ ＝＝＝
さて、
この世の中に、
「絶対勝てるトレード」は存在せず、
それと同時に
「絶対負けるトレード」もほとんど存在しないんだな。
（そして、
その例外が生まれる原因は「スプレッド」と「スワップ」だ。）
「損切りしない」という手法は、
すごくアカン手法に思えるが、
「戻ってくるかもしれない」ので、
「握ってままで戻ってしまえば」
なんの問題もないわけだ。
とはいえ、
「一方向に進み続ける」
「進んだ後に、滞留し続ける。」
「滞留後に、さらに同じ方向に進んでいく。」
ということもあるので、
深手になる前に切った方がいい。
面白いのが、
「ドテン売買」をすると、
そこで ピタッ と一方向への進行が止まって、
今度は逆に動き始めるんだよな。
で、
握ったままならプラ転。
ドテンしてしまったので、往復ビンタ、倍かそれ以上の損失。
とても多い。
ほんと、
下手なやつは現金を一切突っ込むな、と。
デモトレードで訓練しろ、と、言いたい。
さらに言うと、
「前回はドテンしたことで
倍の損失を作ってしまったので、
今回はドテンしないで握ったままにする」とかをやると、
今度は、
「ドテンしてりゃプラ転できてたのに！」
というくらい、
それはそれはもう、進み続ける。
（＝「損切りしない」という手法が負ける
かなりのレアケース。
低確率で超高ダメージが自分に入る。危険。）
で、
為替、っていうのは、
それの繰り返しだったりする。
ほんと、難しいな！
～～～ ～～～ ～～～
７．ポジションを持ったまま放置するトレードをする。
これも
「上手けりゃ問題ない」んだよ。
デモトレードで上手くなれ。
それと、
「途中の値動きは見ない」という手法は
あるにはあるんで、
そっちの方が向いてる、と思うなら、
そっちを使うといい。
おれは、
「相場の急変に対応できるかできないか」で
かなりのアドバンテージを捨てている手法だと思っているので、
おすすめはしないが。
～～～ ～～～ ～～～
８．ロスカットラインを把握していないままトレードをする。
上手い人は
ロスカットにならん。
つまり、
把握してなくても、問題なし！ だ。
おれは
まだ「上手い」のくくりには
残念ながら入れていないが、
フルレバで入って
めっちゃ逆行されて捕まって
数日、
含み損を抱えたことも何度かあったが、
そのときにやったことは
「強制ロスカットになる手前に
強制ロスカットになると、
手数料がかかるんで、
「そんなの払うくらいなら、
という感じである。
まあ、
これにかかったことは１度もないんだが。
（大きな含み損を抱えた時点での注文時で、
そこよりさらに２円くらい下がらないと
指値にかからないから。）
８０pipsくらいの含み損を全戻ししたときもあるし、
含み損がなかなか減らないことに
痺れを切らして手動損切りしたこともある。
（そのあと、
最初の建値に戻って、
握っていれば大きいプラ転になった。）
あれだ！
そもそも下手だから
そんな含み損になるんだよ！
デモトレードをやって、
上手くなれ！
～～～ ～～～ ～～～
９．相場が活発に動く時間を把握していないでトレードする。
ここまで
同じことしか言っていないが、
上手けりゃ問題ない。
問題なのは、
下手なやつが、
活発に動く時間に
大きいロットを張ってトレードをしちまうことだ。
日本時間の９時から１０時まで、
ロンドン時間、
ニューヨーク時間、
ロンドンフィキシングの前、
アホみたいに
激しく上下動する時間帯、というのはあるので、
「自分はまだまだだ。」と思うのであれば、
そういう時間帯は
「やらない」というルールを設けて避けるか、
ロットを小さくすることだなー。
「活発に動く」というのは、
上手い人から見ればチャンス。
それと同時に
下手な人から見るとピンチ！
避けるか、
実際の痛手を負わないように練習（デモトレード）するか、
どちらかを選ぶしかないぞ。
実際の現金を高ロットで張るとかはないから。ない。
～～～ ～～～ ～～～
１０．自身の限界を超えた資金でトレードする。
これは前にも言ったとおり、
３．レバレッジをかけすぎなトレードをする。
と同じだろ。
ということで、
そちらを参照のこと。同じことは２度書かない。
（ただし、
デモトレードの重要性は
何度も言っておいた方が良いと判断したので
何度でも言っておく。）
～～～ ～～～ ～～～
結局、
FXのことについて書かれているサイトで
書かれていることは、
「それっぽいこと言ってる感じだけはあるけど、
現実に落とし込むことはできない
理想論に過ぎないよなー。」
というものが多い。
「日本語の言い回しがおかしい」
という理由のものもあれば。
「なんか有用そうなことは書いてあるけど、
よくよく考えれば
実現不可能だよなー。」
という理由のものもある。
ここの読者さんも
よくよく考えてみて、
「実現可能」な手法を以ってして、
FXで現実的な利益を上げていってほしい！
では！また次回！
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